歌詞考察

米津玄師『海の幽霊』歌詞の意味と内容を考察!映画『海獣の子供』主題歌

映画『海獣の子供』の主題歌、米津玄師『海の幽霊』歌詞の意味と内容を考察していきます。

新曲『海の幽霊』は、米津玄師が映画『海獣の子供』のために書き下ろした新曲で、映画『海獣の子供』の世界に寄り添うように創られた曲です。

そんな米津玄師『海の幽霊』の歌詞に込められた想いや意味、内容とは、いったいどんなものなのでしょう?

それでは映画『海獣の子供』の主題歌、米津玄師『海の幽霊』の歌詞を見ていきましょう。

*MV公開につき歌詞追記しました

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米津玄師『海の幽霊』歌詞の意味と内容を考察

米津玄師が歌う映画『海獣の子供』の主題歌・「海の幽霊」のMVが公開されました。「海の幽霊」の歌詞を書き起こしてみます。

ちび音
ちび音
歌詞は耳コピなので分かりにくい部分がありました。不備が見つかり次第修正しますm(_ _)m

そして、歌詞の内容を考察する上で必要な映画「海獣の子供」のストーリーがこちら

自分の気持ちを言葉にするのが苦手な中学生の琉花は、夏休み初日に部活でチームメイトと問題を起こしてしまう。

母親と距離を置いていた彼女は、長い夏の間、学校でも家でも自らの居場所を失うことに。

そんな琉花が、父が働いている水族館へと足を運び、両親との思い出の詰まった大水槽に佇んでいた時、目の前で魚たちと一緒に泳ぐ不思議な少年“海”とその兄“空”と出会う。

 

明るく純真無垢な“海”と何もかも見透かしたような怖さを秘めた“空”。

琉花は彼らに導かれるように、それまで見たことのなかった不思議な世界に触れていく。

三人の出会いをきかっけに、地球上では様々な現象が起こり始める。

夜空から光り輝く彗星が海へと堕ちた後、海のすべての生き物たちが日本へ移動を始めた。

そして、巨大なザトウクジラまでもが現れ、“ソング”とともに海の生き物たちに「祭りの<本番>が近い」ことを伝え始める。

 

“海と空”が超常現象と関係していると知り、彼等を利用しようとする者。

そんな二人を守る海洋学者のジムやアングラード。

それぞれの思惑が交錯する人間たちは、生命の謎を解き明かすことができるのか。

“海と空”はどこから来たのか、<本番>とは何か。

引用:映画「海獣の子供」公式サイト

映画「海獣の子供」は、主人公の中学生「琉花」がジュゴンに育てられた不思議な兄弟「海」と「空」の出会いから始まる生命の物語です。

米津玄師の『海の幽霊』は、そんな映画「海獣の子供」の世界観を表現している歌詞だなと感じます。

「海の幽霊」のMVも『海獣の子供』のシーンを使っていて、より世界観を表現しているのがわかります。

ちび音
ちび音
また歌詞の内容から、夏のどこか切ない空気感というか雰囲気も感じ取れますね。

米津玄師『海の幽霊』1番~サビ前までの歌詞考察

長い夏の間、学校でも家でも自らの居場所がなくなってしまった、主人公・琉花の心情を表しているかのように感じました。

自分の心は開いているつもりなのに、理解してくれる人がいない

そんな自分の気持を上手く表現できない、琉花の寂しさや孤独を表現しているのではないでしょうか。

 

不思議な少年“海”とその兄“空”と出会ってから、

二人に惹かれていく琉花の気持ちを表現しているのかなと。

「何から話せばいいのか分からなくなる」は、戸惑っている気持ちが感じ取れます。

ちび音
ちび音
それとも「あなた」は琉花で、海”、あるいは“空”が琉花にだけは心を開くよ、と彼の気持ちを表しているのかも

米津玄師『海の幽霊』サビの歌詞考察

映画「海獣の子供」は、夜空から彗星が海に落ちてからストーリーが展開していくようで、夜空から彗星が海に落ちる現象が起きたきっかけは

「琉花」「海」「空」の三人の出会い

だから「星が降るように」は、三人が出会ったときのことを表現しているのではないでしょうか。

「あなた」ですが、これは主人公・琉花のことで、「海」か「空」が琉花に対する想いを歌っている箇所かなと思います。

予告動画を観ると、「海」も「空」も琉花に想いを寄せている印象です。

だけど、歌詞の主人公を琉花とした時、琉花が逢いたい”あなた”とは誰のことなのでしょうか。

「海」なのか「空」なのか。それともまだ仲が良かった頃の母親なのか・・・

ちび音
ちび音
歌詞の主人公が琉花目線なのか、それとも海or空目線なのかで、意味や内容も変わってきますよね。

あの時とは、琉花と海や空が出会った時、そしてその後に不思議なことが起こる全ての時を忘れられないと表現していそうです。

また自らの居場所があった時の両親との思い出なのかもしれません。

 

映画「海獣の子供」のキャッチコピー

「いちばん大切な約束は 言葉では交わさない」

に通じる、世界観に寄り添った部分だと思います。

大切なことは、言葉で表現することができない感情を内包しているのでしょう。

琉花が触れた生命の謎や物語は、そして両親との思い出は言葉にできないものなのかもしれませんね。

 

ある夏の日に「琉花」「海」「空」の三人が出会ってから起きた様々な不思議なこと、生命の物語を指していると思います。

 

光を放ちながら海の生物たちが日本へ移動してきます。

海の幽霊とは、地球上のすべての海の生物のことではないでしょうか。

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米津玄師『海の幽霊』2番~サビ前までの歌詞考察

映画「海獣の子供」の中の夏の情景を表しているのではないでしょうか。

暑い夏の夕暮れにある船を梢越しに見ているのでしょう。

やさしいそよ風が梢を揺らして、花を散らせながら。

 

「海」か「空」、あるいは二人が琉花の笑顔を見て、淡い恋心を抱き始めた時の心象が表れているように感じます。

「海」か「空」と体験した不思議な出来事(ねじれた道)を通して、琉花の心が開いていく(その瞼が開)。

ちび音
ちび音
この部分のMVをみると「あなた」は琉花のことかなぁと

米津玄師『海の幽霊』2番サビからラストまでの歌詞考察

琉花、海、空が離れていても心はときめくけど、一緒に過ごしている今は幸せなんだと言う気持ちが感じ取れます。

三人の気持ちや想いが溢れているようなサビの歌詞ですね。

ちび音
ちび音
「跳ねる光に溶かして」が少し聴き取りづらく、ちゃんと耳コピできていない可能性が・・・汗

1番のサビとほぼ同じなのですが、少しだけ違っています。

1番のサビの歌詞は「あの夜」だったのに対して、2番の歌詞は「あの時」と。

1番のときよりも時系列的に後で、三人で過ごしたかけがえのない時間を振り返っている気持ちを表現しているのではないでしょうか。

もう離れ離れになってしまったけど、あの夏の日に起きたすべては言葉にならない大切なものとして3人の心の中に。

そんな心象を感じます。

 

また会えることを願っている、守られるか分からない約束という気がします。

もしかしたらもう会うことは叶わないのかもしれません。

だけどいつか会えることを信じている、そんな気持ちかもしれませんね。

 

歌詞を考察しましたが、この詩の場合は映画「海獣の子供」を観た後だと、意味や内容が変わってくるかもしれません。

今回MVが公開されたことで曲の全貌が分かりましたが、やはり抽象的というか叙情的な表現の歌詞でしたね。

きっと映画「海獣の子供」を観た後のほうが、より歌詞の意味や内容を掴み取ることができるのでないでしょうか。

ちび音
ちび音
映画「海獣の子供」を観れば、歌詞の中の「あなた」「大切なこと」「あの時」「夏の日に起きたすべて」など、歌詞に出てくる言葉の意味も鮮明になる気がします♪

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米津玄師『海の幽霊』を曲調から考察

米津玄師の『海の幽霊』のサビを聴いた人の感想で一番多かったのが、

音程が高い!

かなり高音域で、ファルセット(裏声)を使って歌われています。

ファルセットに行くまでは、力強い歌声なので

  • 力強さと繊細さ
  • 静と動
  • 海や海獣など大きなモノと思い出や命など儚いモノ

 

など、歌声でも映画「海獣の子供」の世界観を表現しているのかなと感じます。

 

曲全体を通して聴いた時にも、かなり音程の高低差が激しい詩だと。

そしてピアノやストリングスで、夏のノスタルジックさを作り出しているようにも感じました。

ちび音
ちび音
恐らく今後カラオケでたくさん歌われると思うけど、かなり難しい感じがしますね~音程の高低差がありそうなので「Lemon」より難しいかなぁ♪
初心者が米津玄師「Lemon」をピアノ伴奏で弾き語りする方法初心者が米津玄師「Lemon」をピアノ伴奏で弾き語りする方法を紹介します。ちょー初心者向けの伴奏方法なので、ピアノに慣れてなくても大人初心者でも大丈夫ですので是非参考にして弾いてみてくださいね。...

米津玄師『海の幽霊』のフルサイズを聴けるのはいつ?

映画「海獣の子供」の予告編を観た人は、

「フルサイズで聴きたい!」

という声が非常に多く、発売日が待ち遠しいという感想が多かった米津玄師の『海の幽霊』。

米津玄師の『海の幽霊』の発売日はまだ公開されていませんがフルサイズ、つまりは発売日はいつになりそうでしょうか?

大ヒットアニメーション映画「君の名は。」を参考に予想してみます。

主題歌はRADWIMPSの「夢灯籠」、「前前前世」、「スパークル」、「なんでもないや」の4曲。

まず映画「君の名は。」は2016年8月26日に一般公開されました。

映画公開に先駆けて、主題歌4曲も収録された映画「君の名は。」のサントラアルバムが2016年8月24日に発売されました。

また2曲の主題歌が収録されたRADWIMPSのアルバムが映画公開約3ヶ月後の2016年11月23日に発売。

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これを今回の映画「海獣の子供」と米津玄師の『海の幽霊』を当てはめると…

映画「海獣の子供」は2019年6月7日に劇場公開されるので、公開前後にサントラが出る可能性はあります。

また3ヶ月後の2019年9月の上旬に米津玄師のアルバム、またはシングルが発売される可能性も。

個人的にはサントラ発売よりも、9月に米津玄師名義での発売の方が可能性がある気がします。

ちび音
ちび音
あくまで予想なので、確かな情報が入り次第追記しますm(_ _)m

【米津玄師 コメント】

原作を初めて読んだのは10代の頃だと思うのですが、そのすごさに圧倒されたことを憶えています。今読み返してもあの時の衝撃は全く古びず、更に新しい発見をもたらしてくれます。
もし映像化されるのであれば歌を作らせてほしいなあなんていうふうに思ってたことが、今日になって実現するというのはなんとも感慨深いです。
原作が持ってるものに負けないよう、それでいてうまく寄り添えるようなものが、果たして自分に作れるのかと、ここ数ヶ月は問答の日々でした。今は映画館で流れる日を楽しみにしています。

米津玄師

【原作五十嵐大介 コメント】

米津玄師さんと初めてお会いしたのは何年前になるでしょうか。
それからの様々な人のつながりを経て、映画「海獣の子供」の主題歌を米津さんに…という話を伺った時、
来るべきものが来たような、不思議な昂揚を感じました。
心を高く深く拡げてくれつつ、同時に着地点を示してくれるような美しい歌に出会えて、今はただ感無量です。

五十嵐大介

引用:映画「海獣の子供」公式サイト

最後に

映画『海獣の子供』の主題歌、米津玄師『海の幽霊』の歌詞の意味と内容を考察しました。

記事作成時点では、まだ予告編に使われている一部分しか公開されていませんが、映画『海獣の子供』の世界観が表現されている歌詞だと思います。

そして、米津玄師の歌声も繊細ながらも力強く映像にマッチしていると思います。

きっと米津玄師『海の幽霊』は、映画『海獣の子供』を観てからこそ本当の魅力や良さを感じることができるのではないでしょうか。

ちび音
ちび音
主題歌が米津玄師っていうことはもちろん、音楽を手がけているのがジブリ映画や初期北野映画でもおなじみの久石譲がでがけているので、「海の幽霊」も大ヒットしそうな予感♪